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国会開設運動 こっかいかいせつうんどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国会開設運動
こっかいかいせつうんどう

明治初期の政治運動。 1874年1月 17日征韓論に敗れて下野した板垣退助後藤象二郎江藤新平副島種臣の前参議が,小室信夫,古沢滋,由利公正,岡本健三郎らの協力で民撰議院設立建白書左院に提出することによって口火を切り,77年片岡健吉が立志社総代として国会開設を要求して「立志社建白書」を提出,80年3月には全国各地代表を集め国会期成同盟が設立された。4月片岡健吉,河野広中が2府 22県約 10万人の代表として「国会を開設するの允可を上願する書」を太政官に提出したが,受理されなかった。しかし全国各地の政治結社による国会開設の請願運動はその後もやむことがなく,その参加人数は 24万人に達したといわれている。 81年 10月 12日,国会開設の詔勅が発せられ,89年2月発布された大日本帝国憲法によりようやく帝国議会が開設されることになったが,その権限は小さく,自由民権派の期待にそうものではなかった。翌 90年7月1日第1回総選挙が実施され,11月 25日第1議会が召集された。

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