デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中根市之丞」の解説 中根市之丞 なかね-いちのじょう 1836-1863 幕末の武士。天保(てんぽう)7年生まれ。幕臣。文久3年幕府の正使として,長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩の外国船砲撃の責任をとうため,下関に派遣される。周防(すおう)(山口県)室津(むろつ)で萩藩兵に拘禁され,同年8月21日に殺された。28歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
防府市歴史用語集 「中根市之丞」の解説 中根市之丞 1863年(文久3年)幕府の門責使[もんぜきし]として長州藩に派遣されました。一行は小郡の旅館で襲われ、藩が手配した船で江戸へ戻ろうとしましたが、中関沖で暗殺されました。彼らの墓が中関の海岸に建てられています。 出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報