中間種(読み)ちゅうかんしゅ

最新 地学事典 「中間種」の解説

ちゅうかんしゅ
中間種

intermediate species

もとの種とそれから生じる新しい種の間に位置する個体群。新しい種はもとの種の個体変異から生じるものであるから,真の中間種は種の個体変異のなかに存在し,ある場合は亜種や地理的変種・品種として現れる。古生物学では分類体系のうえで系統関係が問題となる2種類の生物の類縁度が中間にある生物,または系統樹の分岐点にある生物,すなわち中間型を意味することがある。この場合は種とは限らず,種以上の分類単位でもよい。一般に中間型の生物は個体数が少なく化石として保存されにくいが,中間型のなかの真の中間種は大進化の要となる。しかし化石としての発見は非常にまれである。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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