久保田一竹(読み)くぼたいっちく

百科事典マイペディアの解説

久保田一竹【くぼたいっちく】

染色工芸家。東京生れ。友禅師小林清に師事。絵画も学び,1959年より辻が花染めの研究を始める。1962年現代の布と化学染料を使った独自の技法によりその再現に成功,〈一竹辻が花〉と名づけた。1977年東京で第1回個展開催,以来国内外で個展を開催。深い色合の大胆な構図による四季の絵模様は現代的,技巧的で,《ギネス・ブック》に世界一高価な着物として登録され,話題を呼んだ。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

久保田一竹 くぼた-いっちく

1917-2003 昭和-平成時代の染色家。
大正6年10月7日生まれ。友禅師の小林清に師事。昭和12年辻が花染とであい,戦後シベリア抑留から帰国後その研究に力をそそぎ,52年「一竹辻が花」とよばれる技法を発表して注目をあびた。欧米での展覧会おおい。平成2年フランス芸術文化勲章シュバリエ。6年山梨県河口湖町に久保田一竹美術館をひらいた。平成15年4月26日死去。85歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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