久富与次兵衛(読み)ひさとみ よじべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久富与次兵衛」の解説

久富与次兵衛 ひさとみ-よじべえ

?-1878 幕末-明治時代商人
肥前有田(佐賀県)の人。天保(てんぽう)12年(1841)佐賀藩許可をえて長崎陶磁器オランダ貿易をおこなう。磁器の土選び,形状絵模様を工夫して有田の窯元に製造させ,手びろく販売した。明治11年6月21日死去。名は昌保(まさやす)。屋号は蔵春亭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android