久録(読み)きゅうろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久録」の解説

久録 きゅうろく

?-1877ごろ 江戸後期-明治時代の陶画工。
鍋屋吉兵衛(なべや-きちべえ)に絵付けをまなび,師に似た作風九谷(くたに)焼をつくる。慶応年間に九谷庄三(しょうざ)が彩色金襴手(きんらんで)の技法を創出すると,時流の「庄三風」にならって製作した。明治10年ごろ50歳余で死去加賀(石川県)出身本名は山田久六。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む