九人会(読み)きゅうにんかい

百科事典マイペディア 「九人会」の意味・わかりやすい解説

九人会【きゅうにんかい】

朝鮮の文学者の集まり。1933年の創設以来参加者の出入りはあったが,常に構成員は九人であった。終始メンバーであったのは,李泰俊,鄭芝溶であり,李孝石などが抜けた後に朴泰遠,李箱,朴八陽が入り,さらに欠員の補充として金裕貞,金煥泰が入った。団体としての活動は殆どないが,当時の純文学の中心人物が誰であったかを知ることができる。

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世界大百科事典(旧版)内の九人会の言及

【李孝石】より

…京城帝大英文科卒後,鏡城農業学校,崇実専門学校で教鞭を執る。学生時代,プロレタリア文学の同伴作家として文壇に出たが,1933年を境に転換,純粋文学派グループ〈九人会〉に参加,自然と人間の愛欲相を精緻な文章で詩的世界に作り上げる短編作家として名をなした。作品には傑作といわれる《蕎麦の花咲くころ》(1936)をはじめ《豚》《粉女》《薔薇は病む》などがある。…

※「九人会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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