乱臣(読み)ランシン

デジタル大辞泉 「乱臣」の意味・読み・例文・類語

らん‐しん【乱臣】

反逆などを企て、国を乱す臣下逆臣
《「乱」は治める意》天下をよく治める臣下。

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精選版 日本国語大辞典 「乱臣」の意味・読み・例文・類語

らん‐しん【乱臣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国を乱す臣。逆臣。
    1. [初出の実例]「建星占文云、乱臣有天子之法令云々」(出典玉葉和歌集‐承安三年(1173)七月一七日)
  3. ( 「乱」は治めるの意 ) 天下を治める臣。
    1. [初出の実例]「文武立極、周邦維新、姫且首相、乱臣十人、遂監二代郁郁文章」(出典:古学先生文集(17C後頃)三)
    2. [その他の文献]〔書経‐泰誓〕

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普及版 字通 「乱臣」の読み・字形・画数・意味

【乱臣】らんしん

国をよく治める臣。また、国を乱す臣。〔孟子文公下〕孔子春秋(つく)り、亂臣子懼る。

字通「乱」の項目を見る

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