日本歴史地名大系 「亀岡神社」の解説 亀岡神社かめおかじんじや 長崎県:平戸市平戸村亀岡神社[現在地名]平戸市岩の上町亀岡城(平戸城)の二の丸跡に鎮座。旧県社。祭神は松浦久・松浦持・松浦定・松浦勝・七郎氏広など。明治期に城下の諸社が合祀されて創立された。うち霊椿山(れいちんざん)神社は宝永五年(一七〇八)五代平戸藩主の松浦棟の創建になり、松浦氏の祖とされる松浦久をはじめ松浦持・松浦定・松浦勝を祀っており、松浦氏一族の祖廟であった。天平一〇年(七三八)創建という七郎(しちろう)宮は十城別王の征西に随行した七郎氏広を祀っており、天応元年(七八一)遣唐使船の海上安全のため七郎大権現の勅号を受けたと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by