デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二山時習堂」の解説 二山時習堂 ふたやま-じしゅうどう 1623-1709 江戸時代前期の儒者。元和(げんな)9年生まれ。二山三の夫。江戸で豊後(ぶんご)(大分県)岡藩主中川氏につかえたが,辞して市井の学者となる。仏教,道教を,ついで陽明学を信奉したが,のち朱子学に転じ「朱王学弁」をあらわす。まじめな行いと学問熱心で中江藤樹にくらべられた。宝永6年8月20日死去。87歳。石見(いわみ)(島根県)出身。名は義長。字(あざな)は伯養。通称は弥三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例