二重帳簿(読み)ニジュウチョウボ

精選版 日本国語大辞典 「二重帳簿」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ちょうぼニヂュウチャウボ【二重帳簿】

  1. 〘 名詞 〙 金銭出納取引などを隠すために、実態記入する帳簿とは別に、偽りの記入をした表向きの帳簿をもう一冊つくること。また、その帳簿。狐帳。
    1. [初出の実例]「うちは、二重帳簿どすか」(出典:古都(1962)〈川端康成〉松のみどり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む