日本歴史地名大系 「二頭出水」の解説
二頭出水
ふたがしらですい
善通寺第一高等学校西側にある。出水とは自然湧水、あるいは地下水位が高い場合人工的に掘削した用水源の一種で、泉と考えてよい。満水面積八〇〇立方メートル、貯水量一六〇〇トン。元禄六年(一六九三)の寺社帳に記載があったという(寛政九年「二タ頭出水取一件之事」善通寺文書)。江戸時代は
平常の年は取水権は先述の三吉田村にあったが、旱損年で善通寺の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報