精選版 日本国語大辞典 「五味釜川」の意味・読み・例文・類語 ごみ‐ふせん【五味釜川】 江戸中期の古文辞学派の儒者。名は国鼎。通称貞蔵。甲斐の医者の家に生まれる。江戸の太宰春台に師事。帰郷して医者を業とし、かたわら塾を開いて子弟を教授した。門下に山県大弐など。著に「古文孝経孔伝音注疏」「釜川遺稿」など。享保三~宝暦四年(一七一八‐五四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五味釜川」の解説 五味釜川 ごみ-ふせん 1718-1754 江戸時代中期の儒者。享保(きょうほう)3年生まれ。13年江戸で太宰(だざい)春台に入門。のち郷里の甲斐(かい)(山梨県)にもどり家業の医師をつぐとともに塾をひらき,徂徠(そらい)学をおしえる。山県大弐(やまがた-だいに)らをそだてた。宝暦4年3月12日死去。37歳。名は国鼎。字(あざな)は伯耳。通称は貞蔵。著作に「明文批評」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例