五物(読み)いつつもの

精選版 日本国語大辞典 「五物」の意味・読み・例文・類語

いつつ‐もの【五物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 五種射芸。ふつう、流鏑馬(やぶさめ)笠懸(かさかけ)小笠懸犬追物歩射(かちゆみ)五つをいうが、時代によって多少違いがあり、五種でない場合もある。〔就弓馬儀大概聞書(1464)〕
  3. 古く芝居茶屋観客に出す五種の肴(さかな)
    1. [初出の実例]「初日からお客は山程、下地五物参りますも、出番は始まる」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む