井の頭自然文化園(読み)イノカシラシゼンブンカエン

デジタル大辞泉プラス 「井の頭自然文化園」の解説

井の頭自然文化園

東京都武蔵野市にある動物園。1942年5月オープン。井の頭公園内にある。本園と分園にわかれ、両方をあわせた面積は約11万5千m2。分園には水生園があり、両園あわせてほ乳類、鳥類魚類など約170種を超える動物を飼育・展示する。戦後はじめて来日したアジアゾウはな子は長寿日本一の記録を持つ(2016年5月、69歳で死亡)。小動物とのふれあいコーナーもある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の井の頭自然文化園の言及

【井の頭公園】より

…東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる都営自然公園。面積約33万8000m2。正称は〈井の頭恩賜公園〉。この地は江戸時代から,清遊の地として名高く,《江戸名所図会》は,1629年(寛永6)徳川家光がここの池の水を愛し,城まで引くよう命じ,コブシの大樹に〈井頭〉と彫ったのが地名の由来となったと伝えている。大田南畝の《遊井頭源記》にも,この地の豊富な湧水は上水に貴重なものと見えるように,京橋以北,神田川以南に神田上水として給水された。…

【吉祥寺】より

…このころから都市化が進み,近くの井の頭公園(1917開園。三鷹市),井の頭自然文化園(1942開園)も多くの人をひきつけた。第2次大戦後の発展はさらに急速で,吉祥寺の商店街は住宅都市武蔵野市一帯の核として発展している。…

※「井の頭自然文化園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む