井上玄徹(読み)いのうえ げんてつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上玄徹」の解説

井上玄徹 いのうえ-げんてつ

1602-1686 江戸時代前期の医師
慶長7年6月4日生まれ。京都の曲直瀬玄朔(まなせ-げんさく)にまなぶ。正保(しょうほ)4年(1647)将軍徳川家光の侍医となる。将軍,大名らを診察,京都で東福門院の治療にもあたった。延宝6年法印。世評がたかく門弟千余人という。貞享(じょうきょう)3年4月19日死去。85歳。周防(すおう)(山口県)出身本姓多々良。号は霊叟。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android