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亜寒帯水 あかんたいすいsubarctic(subantarctic) water

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

亜寒帯水
あかんたいすい
subarctic(subantarctic) water

亜寒帯海域に存在する水塊。北半球では subarctic waterといい,南半球では subantarctic waterというが,日本語では区別しない。水温が比較的低く,表面の塩分は大洋にある水塊のうちで最も低い。塩分は表面の 32‰から深層の 34.7‰まで深さとともに増加する。北大西洋ではラブラドル沖合い域に限定されるが,北太平洋では北緯 40°~45°以北に広く存在する。

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海の事典の解説

亜寒帯水

通常北太平洋亜寒帯海域(北緯40~45度以北)にある水塊で、その南限が亜寒帯前線である。亜南極水をも含めた総称として用いられることもある。亜寒帯 水の表面の塩分は他の海洋に比べ著しく低く、水温も比較的低い。塩分は一般に深さと共に増大するが、冬期の混合が及ぶ上層の下に著しい塩分躍層がある。西 部亜寒帯では夏期に上層下部に水温の極小層(中冷層)が表れる。大西洋では中央水が北方に広がり、亜寒帯水はほとんど存在しない。 (永田

出典|(財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について | 情報

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