デジタル大辞泉
「交える」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まじ・えるまじへる【交】
- 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
[ 文語形 ]まじ・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 - ① 加え入れて一つにする。入れまぜる。まぜ合わせる。
- [初出の実例]「ほととぎす汝が初声は吾れにもが五月の珠に交(まじへ)て貫かむ」(出典:万葉集(8C後)一〇・一九三九)
- 「犬羊に参(マシフル)に虎豹を以てし」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝院政期点(1080‐1110頃)一)
- ② 互いに組み合わせる。交差させる。また、ことばや約束などをとりかわす。かわす。
- [初出の実例]「情盤(みこころとけ)て楽(たのしび)極りて、間(マシフル)に言談(みものがたり)を以(したま)ふ」(出典:日本書紀(720)雄略即位前(前田本訓))
- ③ 互いに武器などで攻め合う。「砲火をまじえる」
- [初出の実例]「陣を交(マじ)へて戦はむ時には」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)三)
交えるの補助注記
( 1 )ハ行四段動詞「まじはる」の他動詞形で、ともに漢文訓読文に用いられた。これに対して平安時代の和文では「まじる」「まじらふ」「まず」「かはす」の用いられることが多い。
( 2 )室町時代ごろからヤ行にも活用した。→まじゆ(交)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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