コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

京上夫 きょうのぼりふ

2件 の用語解説(京上夫の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

京上夫
きょうのぼりふ

地方の荘園から京都の荘園領主へ,年貢その他を運搬したり,雑役に従事した者。荘園領主が荘民に課す夫役 (ぶやく) の一つで,京都に上って夫役に従事したのでこの名がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

きょうじょうふ【京上夫】

古代~中世,荘園領主が荘民らに賦課した夫役の一種。荘園領主の多くが京都に集住していた関係上,領主は荘民らを上洛在京させて雑役に服させるのが常態であり,そのためこの呼称が生まれた。地頭御家人や荘官らが,軍役などの諸役をつとめるために配下の荘民らを京上夫と称してひきつれて上洛することもあった。京上夫勤仕の耐えがたいことをのべた訴状などから,長期にわたる労働力収奪を意味する京上夫が,荘民らにとり大きな負担であったことがわかる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

京上夫の関連キーワード井料水主役均等名普請役本所領家直務荘園領主懸銭鎌倉夫

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

京上夫の関連情報