京城事変(読み)けいじょうじへん(英語表記)Imo kunran

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

朝鮮,朝鮮王朝 (李朝) 末期,首都京城 (現ソウル) で起った2つの事変。 (1) 壬午の変 高宗 19 (1882) 年閔氏政府の軍事改革をきっかけにして起った反乱。目的を欠いたため,日本の軍事的威圧,清国の軍事干渉を招き,閔氏一族の政権を強化したにすぎなかった。 (2) 甲申の変 高宗 21 (1884) 年金玉均らの独立党が閔氏一族の事大党を倒すために起したクーデター。清国の反撃を受け,独立党のクーデターは失敗し,金玉均らは日本に亡命した。

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世界大百科事典 第2版の解説

朝鮮の壬午軍乱(1882)と甲申政変(1884)に対する当時の日本での呼称。両事件とも京城(ソウル)で起きたので,このように呼んだ。京城とは城壁で囲まれた京(みやこ)という意味で,当時の正式名称は漢城Hansŏngである。【原田 環】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

1882年の壬午(じんご)軍乱、1884年の甲申(こうしん)政変と、朝鮮の京城(日本統治時代のソウルの名。ただし、この時点では朝鮮は独立国で、漢城といった)で起こった二つの排日運動を総称していう。近年は使用されなくなった。

[編集部]

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