京都代官(読み)キョウトダイカン

デジタル大辞泉 「京都代官」の意味・読み・例文・類語

きょうと‐だいかん〔キヤウトダイクワン〕【京都代官】

江戸幕府職名京都町奉行支配下にあって、畿内近圏の幕府直轄領を支配し、禁裏御用をつかさどった。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「京都代官」の意味・読み・例文・類語

きょうと‐だいかんキャウトダイクヮン【京都代官】

  1. 〘 名詞 〙きょうとまちぶぎょう(京都町奉行)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「京都代官」の意味・わかりやすい解説

京都代官
きょうとだいかん

上方代官とも五畿内奉行ともいう。江戸幕府の職名。京都に在住して山城河内和泉摂津丹波播磨の幕府直轄領を支配し,禁裏や御所方の御用をも司った。京都町奉行の支配に属し,寛永 16 (1639) 年設置。延宝8 (80) 年以後,小堀氏世襲となる。

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