人造真珠(読み)じんぞうしんじゅ

百科事典マイペディアの解説

人造真珠【じんぞうしんじゅ】

人工真珠とも。1968年以降,貝やガラス,プラスチックで人工的につくられたもので,天然真珠や養殖真珠に似たものをさすようになった。ガラス玉に真珠箔(魚の鱗やうきぶくろから抽出精製したグアニンにアセトン,酢酸アミル,セルロイド,ニトロセルロース,卵白などを混合した塗料)を塗ったもの。銀白色の真珠光沢はグアニンによる。最近は合成樹脂製の真珠箔も使われる。
→関連項目真珠

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世界大百科事典内の人造真珠の言及

【真珠】より

…もっともラオスの習俗では,死者の天国での生活のために,死者の口中に真珠をふくませるということが実際に行われるそうだ。人造真珠は近代のものだが,フィロストラトスの《アポロニオス伝》によると,すでに1世紀ごろ,貝に真珠を作らせる技術が紅海沿岸の住民に知られていたという。【澁澤 龍
[中国と日本]
 中国の夏の時代(約4000年前)にすでに貢物として用いられ,《魏志倭人伝》が書かれた三国時代には,主要な薬の材料の一つでもあった。…

※「人造真珠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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