仏師系図(読み)ぶっしけいず

世界大百科事典 第2版の解説

語義からすれば仏像製作を職業とする家の系譜であるが,美術史の上では平安時代中期に活躍した定朝始祖とした慶派,七条仏所の木仏師の正系およびそれに準ずる人々の家系順序に従って系譜としたものをさす。定朝を始祖とする点では院派円派という家系もあるが,伝わっていない。現在知られ,刊本とされている七条仏所の系図としては次のようなものがある。(1)墨水遺稿A本 黒川春村編纂になる《墨水遺稿》の巻三に収録されているもので,七条中仏所伝来と伝え,24代康住までを載せる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android