デジタル大辞泉 「仕組債」の意味・読み・例文・類語 しくみ‐さい【仕組(み)債】 オプションやスワップなどのデリバティブ要素が組み込まれた債券の総称。株価や為替相場などが所定の水準に達した際に、利率や償還期限などが変化する等の条件で発行される。金融機関が条件を設定して公募で発行する場合と、投資家の要望に合わせて組成する場合がある。リスクとリターンの関係が分かりづらく、流動性・換金性も乏しい。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「仕組債」の解説 仕組債(しくみさい) デリバティブ(金融派生商品)などを使い、通常の債券が持つ信用リスクやそれ以外のリスクを取ることで超過リターンを追求する債券。代表的なものにフローター債、CMS連動債、日経平均リンク債、クレジットリンク債、他社株転換社債(EB)などがある。基本的に運用主体のニーズに合わせて利回りや償還期間を決めるなどオーダーメードであることが多く、またハイリスクであることから運用には高度な金融知識が必要である。低金利による法人の運用難を背景に市場を広げている。 (熊井泰明 証券アナリスト / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by
投資信託の用語集 「仕組債」の解説 仕組債 金融派生商品を組み込んだ債券のこと。通常の債券のリスクは発行体が破綻する等によるリスクが考えられるが、仕組み債の場合、組み込んでいるデリバティブズ(金融派生商品)によっては、複雑でリスクも大きくなる傾向にある。 出典 (社)投資信託協会投資信託の用語集について 情報 Sponserd by