付板(読み)ツケイタ

精選版 日本国語大辞典 「付板」の意味・読み・例文・類語

つけ‐いた【付板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌舞伎で、つけを打つ時に用いる板。舞台の床におき、拍子木様の二本の木でその板をたたく。
    1. [初出の実例]「舞台の方では立廻でもあるのか頻に付板を叩く響がする」(出典:腕くらべ(1916‐17)〈永井荷風〉一)
  3. 見台(けんだい)異称上方落語家用語前座が小拍子木で見台をたたきながら演じるところからいう。
  4. 魚肉類の練り物を蒸すときに付ける板。
  5. つけだい(付台)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む