付狙う(読み)ツケネラウ

デジタル大辞泉 「付狙う」の意味・読み・例文・類語

つけ‐ねら・う〔‐ねらふ〕【付(け)狙う】

[動ワ五(ハ四)]あとをつけて、絶えず目的を達する機会をうかがう。「要人の命を―・う」
[類語]窺う狙う探る狙い澄ます狙いを付ける虎視眈眈鵜の目鷹の目

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精選版 日本国語大辞典 「付狙う」の意味・読み・例文・類語

つけ‐ねら・う‥ねらふ【付狙】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 絶えず相手のあとをつけて、様子をうかがう。ある人を討とうとして、つねに機会をうかがう。
    1. [初出の実例]「親夫兄の敵と油断なく附狙(ツケネラ)ひ、邪でも非でも彼等が討取り」(出典浄瑠璃・安倍宗任松浦簦(1737)四)

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