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仙岩峠 せんがんとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仙岩峠
せんがんとうげ

岩手県中西部,雫石町秋田県東部,仙北市の間にある峠。標高 894m。秋田街道 (国道 46号線) が奥羽山脈を越える場所に位置する。江戸時代まで秋田街道は北西の国見峠を越えていたが,明治になって仙岩峠が開通,国見峠の南寄りのヒヤ潟から生保内に通じる道ができた。さらに 1957年から大規模な工事に着手し,1964年に自動車道路が開通。しかし最大積雪量が 5mをこえる交通難所のため,引き続き工事が進められ,1976年峠の直下に国道 46号線仙岩トンネル (全長 2544m) が開通し,冬季の交通も可能となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仙岩峠
せんがんとうげ

秋田県仙北(せんぼく)市田沢湖地区(旧、仙北郡田沢湖町)と岩手県岩手郡雫石(しずくいし)町との境にある奥羽山脈中の峠。標高894メートル。峠名は仙北、岩手両郡の頭文字をとっている。江戸時代には北寄り1キロメートルの国見(くにみ)峠(960メートル)を越えて秋田、南部(盛岡)両藩を結ぶ道路があったが、難所であったため、1876年(明治9)峠道を改修し、仙岩峠を通るようになり、ここを徒歩で越えて盛岡と交流した。1964年(昭和39)峠の南東約1キロメートルの所に仙岩トンネルが開通し、国道46号が走るようになった。[宮崎禮次郎]

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