仙才(読み)せんさい

精選版 日本国語大辞典 「仙才」の意味・読み・例文・類語

せん‐さい【仙才】

  1. 〘 名詞 〙 仙人のようにすぐれた才能
    1. [初出の実例]「禅庭適接仙才席、定水暫除俗綱塵」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)九・春日世尊寺即事〈菅原在良〉)
    2. 「手の巧なる事、左甚五郎が右に出づともいふべし。〈略〉仙才又妙にして愛すべし」(出典:俳諧・鶉衣(1727‐79)下)

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普及版 字通 「仙才」の読み・字形・画数・意味

【仙才】せんさい

超凡の才。〔滄浪詩話詩評〕人は言ふ、太白李白)は仙才、長吉李賀)は鬼才なりと。然らず。太白は天仙の詞、長吉は鬼仙の詞のみ。

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