伊伎是雄 いきの-これお
819-872 平安時代前期の官吏。
弘仁(こうにん)10年生まれ。始祖よりの亀卜(きぼく)の職にあり,その術にもっとも熟達し,独歩と称される。嘉祥(かしょう)3年(850)東宮宮主(みやじ),ついで即位後の清和天皇の宮主。伊伎宿禰(すくね)の氏姓をあたえられ,貞観(じょうがん)11年丹波権掾(ごんのじょう)をかねた。貞観14年4月24日死去。54歳。壱岐(いき)(長崎県)出身。本姓は卜部(うらべ)。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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