デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東悌次郎」の解説 伊東悌次郎 いとう-ていじろう 1854-1868 幕末の武士。嘉永(かえい)5年生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)白虎(びゃっこ)隊士。藩校日新館にまなび,馬術にもすぐれ,隣家の山本(新島)八重子に銃法の訓練をうけた。慶応4年会津戦争に出陣,8月23日戸ノ口原で新政府軍に敗れ,負傷した池上新太郎をたすけ,おくれて飯盛山にたどりつく。すでに自決した同志の姿をみて自刃(じじん)したという。15歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例