20世紀日本人名事典 「伊東栄」の解説 伊東 栄(2代目)イトウ サカエ 明治〜昭和期の実業家 生年明治6年8月(1873年) 没年昭和4(1929)年7月28日 出身地東京 旧姓(旧名)謙吉 学歴〔年〕慶応義塾,高等商業(現・一橋大学) 経歴1代目伊東栄の長男に生まれる。父と共に御園白粉などの製造販売に従事し、明治44年父の死後、伊東胡蝶園(のちのパピリオ化粧品本舗 現・帝人パピリオ)を継ぎ、名を謙吉から栄に改める。のち父の業績を執筆し「伊東栄伝」「父とその事業」として出版した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東栄」の解説 伊東栄(1) いとう-さかえ 1847*-1911 明治時代の官吏,実業家。弘化(こうか)3年11月15日生まれ。伊東玄朴の4男。横浜仏語伝習所にまなぶ。明治2年横須賀製鉄所にはいり,6年ヨーロッパに留学。22年軍需品をあつかう商人に転身。37年無鉛白粉(おしろい)の製造に成功した長谷部伸彦に協力して伊東胡蝶園(のちパピリオ化粧品本舗)を創設した。明治44年2月23日死去。66歳。江戸出身。名ははじめ正保,栄之助。 伊東栄(2) いとう-さかえ 1873-1929 明治-昭和時代前期の実業家。明治6年8月生まれ。伊東栄の長男。慶応義塾と高等商業(現一橋大)でまなび,父とともに御園白粉(みそのおしろい)などの製造販売に従事。明治44年父の死により伊東胡蝶(こちょう)園(のちパピリオ化粧品本舗)をつぎ,名を謙吉から栄にあらためた。昭和4年7月28日死去。57歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by