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伊藤孫右衛門 いとう まごえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

伊藤孫右衛門 いとう-まごえもん

1543-1628 織豊-江戸時代前期の殖産家。
天文(てんぶん)12年生まれ。天正(てんしょう)2年(1574)肥後(熊本県)八代の蜜柑(みかん)の苗を生地紀伊(きい)有田郡(和歌山県)に移植,紀州蜜柑の創始者とされる。しかし紀州蜜柑の起源には自生説もあり,孫右衛門は改良者ともいわれる。別名を仙右衛門とする説もあるが,近年の研究では仙右衛門は後代の人とする。寛永5年7月15日死去。86歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

伊藤孫右衛門

没年:寛永5.7.15(1628.8.14)
生年:天文12(1543)
室町後期・江戸初期,紀伊国有田郡糸我荘中番村(有田市)の農民。天正2(1574)年に肥後八代からみかん苗を持ち帰り,紀州みかんの創始者といわれる。しかし,すでに室町時代に京都の貴族が紀州みかんを土産物としているから,創出というよりも改良したのであろう。孫右衛門創始者説の典拠となった『紀州蜜柑伝来記』に2種の異本があり,この記事はひとつの系統の写本に後世加筆されたものという説もある。なお,名を仙右衛門とするものもあるが,これは誤り。<参考文献>安藤精一「紀州蜜柑の起源」(『和歌山の研究』2巻)

(安藤精一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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