伊藤東所(読み)いとう とうしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤東所」の解説

伊藤東所 いとう-とうしょ

1730-1804 江戸時代中期-後期儒者
享保(きょうほう)15年8月24日生まれ。伊藤東涯の3男。7歳で父をうしない,叔父の伊藤蘭嵎(らんぐう)にまなぶ。寛延4年祖父仁斎のひらいた家塾古義堂をつぐ。古義学を広い階層にわたる門弟につたえ,父の遺稿刊行につとめた。文化元年7月29日死去。75歳。京都出身。名は善韶(よしつぐ)。字(あざな)は忠蔵。著作に「詩解」「古義抄翼」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伊藤東所」の意味・わかりやすい解説

伊藤東所
いとうとうしょ

[生]享保15(1730).京都
[没]文化1(1804)
江戸時代後期の古学派の儒学者。伊藤東涯の子。家学を受け,子弟を教育した。著書『古学十論』。

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367日誕生日大事典 「伊藤東所」の解説

伊藤東所 (いとうとうしょ)

生年月日:1730年8月24日
江戸時代中期;後期の儒学者;三河挙母藩士
1804年没

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世界大百科事典(旧版)内の伊藤東所の言及

【操觚字訣】より

…江戸中期の儒学者,伊藤東涯の著した字書。子の伊藤東所が編成,10巻。補遺5巻は,村山徳淳の増訂。…

※「伊藤東所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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