配偶(読み)ハイグウ

デジタル大辞泉 「配偶」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぐう【配偶】

[名](スル)
添い合わせること。添わせること。
めあわせること。また、その人。つれあい。配偶者
「亡くなったのは、そこの家の長女の―で」〈原民喜廃墟から〉
[類語]夫婦夫婦めおと・みょうと夫妻妹背いもせ連れ合い配偶者匹偶ひつぐう伴侶はんりょカップル似た者夫婦蚤の夫婦ベターハーフパートナー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「配偶」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぐう【配偶】

〘名〙
① 添え合わせること。添わせること。
古事談(1212‐15頃)一「天皇令入高御座内給、忽以配偶云々」 〔漢書注‐貨殖伝〕
② 女(または男)を男(または女)につれそわせること。また、そのつれそわされた人。配偶者。つれあい。転じて、夫婦。
本朝文粋(1060頃)七・奉右大臣書〈小野篁〉「配偶之道、其来尚矣、伝承賢第十二娘、四徳無双」
古道大意(1813)下「玉依比売命を御配偶と為されて」 〔後漢書‐周挙伝〕

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普及版 字通 「配偶」の読み・字形・画数・意味

【配偶】はいぐう

つれあい。〔後漢書、周挙伝〕豎宦(じゆくわん)の人~良家を威し、女を取りて之れを閉し、白首にして沒するまで配偶無(なか)らしむるるに至る。

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