佐々木安五郎(読み)ササキ ヤスゴロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「佐々木安五郎」の解説

佐々木 安五郎
ササキ ヤスゴロウ


肩書
衆院議員(新正倶楽部)

別名
号=照山

生年月日
明治5年1月17日

出生地
山口県豊浦郡阿川村(現・豊北町)

学歴
九州学院〔明治27年〕卒

経歴
明治27年日清戦争に出征、のち台湾総督府吏員となったが、すぐ辞職、雑誌「高山国」を発刊、また「台湾民報主筆となり、総督府批判した。37年大和の資産家土倉鶴松の依嘱内蒙古探検、“蒙古王”といわれた。帰国後41年以来衆院議員当選4回、又新会、立憲国民党革新倶楽部、新正倶楽部などに属し、野党闘将として活躍。浪人会にも所属。

没年月日
昭和9年1月1日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「佐々木安五郎」の解説

佐々木 安五郎
ササキ ヤスゴロウ

明治・大正期の政治家 衆院議員(新正倶楽部)。



生年
明治5年1月17日(1872年)

没年
昭和9(1934)年1月1日

出生地
山口県豊浦郡阿川村(現・豊北町)

別名
号=照山

学歴〔年〕
九州学院〔明治27年〕卒

経歴
明治27年日清戦争に出征、のち台湾総督府吏員となったが、すぐ辞職、雑誌「高山国」を発刊、また「台湾民報」主筆となり、総督府を批判した。37年大和の資産家土倉鶴松の依嘱で内蒙古を探検、“蒙古王”といわれた。帰国後41年以来衆院議員当選4回、又新会、立憲国民党、革新倶楽部、新正倶楽部などに属し、野党闘将として活躍。浪人会にも所属。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木安五郎」の解説

佐々木安五郎 ささき-やすごろう

1872-1934 明治-昭和時代前期の大陸浪人,政治家。
明治5年1月生まれ。「台湾民報」主筆となり,台湾総督府を批判。のち内蒙古を探検し,「蒙古王」の異名をとった。明治41年衆議院議員(当選4回,国民党)。また院外では浪人会を結成した。昭和9年1月1日死去。63歳。山口県出身。九州学院卒。号は照山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「佐々木安五郎」の解説

佐々木 安五郎 (ささき やすごろう)

生年月日:1872年1月17日
明治時代;大正時代の政治家。衆議院議員
1934年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android