佐々木春行(読み)ささき はるゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木春行」の解説

佐々木春行 ささき-はるゆき

1764-1819 江戸時代中期-後期の書籍商,能楽研究家。
明和元年9月10日生まれ。京都の書店竹苞楼(ちくほうろう)の2代。古書,故実考証に通じ,上田秋成,伴蒿蹊(ばん-こうけい)らとしたしく,「近世畸人伝」などを刊行。また能楽を浅野栄足(よしたり)にまなび,京観世(かんぜ)の歴史を「素謡世々之蹟(あと)」にあらわした。文政2年8月21日死去。56歳。通称銭屋惣四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android