佐伯稜威雄(読み)さえき いずお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯稜威雄」の解説

佐伯稜威雄 さえき-いずお

1824-1865 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文政7年9月生まれ。周防(すおう)(山口県)佐波郡の鈴屋八幡宮の神職。文久3年長門(ながと)萩(はぎ)藩の八幡隊にはいり,京都で朝廷動静を探索する。元治(げんじ)元年池田屋事件で新選組に捕らえられ,慶応元年6月4日京都六角獄で刑死。42歳。本姓徳永。名は鞆彦。変名は宮藤主水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

防府市歴史用語集 「佐伯稜威雄」の解説

佐伯稜威雄

小野にある宇佐八幡宮神官で、情報収集にあたりました。1864年(元治元年)、新撰組[しんせんぐみ]が尊王攘夷派の志士たちを襲った池田屋事件[いけだやじけん]で深い傷を負って捕らえられ、翌年亡くなりました。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

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