佐津目村(読み)さつめむら

日本歴史地名大系 「佐津目村」の解説

佐津目村
さつめむら

[現在地名]佐田町佐津目、大田市山口町佐津目やまぐちちようさつめ

北は一久保田ひとくぼた村と小田おだ(現多伎町)、西は奥田儀おくたぎ(現同上)神戸かんど川支流の伊佐いさ川沿岸、両側は標高三〇〇メートル級の山地に挟まれた渓谷の村で、耕地集落河岸段丘や沖積地に細長く展開している。集落は田原たわら大年おおとし宮田みやたはらで構成される。寛永六年(一六二九)の佐津目村御検地帳写では田方一六町一反余・分米二〇五石余、畑方五町四反余・分米三二石余、屋敷数二一(うち役屋敷一六)とある。正保国絵図に村名がみえる。


佐津目村
さつめむら

[現在地名]大田市山口町佐津目やまぐちちようさつめ、簸川郡佐田さだ町佐津目

山口村の北に位置し、三瓶山水源として北流する伊佐いさ川沿いに立地する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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