佐藤市郎(読み)サトウ イチロウ

20世紀日本人名事典 「佐藤市郎」の解説

佐藤 市郎
サトウ イチロウ

大正・昭和期の海軍中将



生年
明治22(1889)年8月28日

没年
昭和33(1958)年4月12日

出生地
山口県

学歴〔年〕
海兵〔明治41年〕卒,海大〔大正9年〕卒

経歴
政治家・岸信介佐藤栄作らの長兄で、3兄弟の中でも1番、海兵でも始まって以来の秀才といわれた。国際連盟海軍代表などを経て、海軍省教育局第一課長、呉鎮守府参謀長、海大教頭などを歴任。昭和13年中将、旅順要港司令部司令官の後、15年4月予備役。18年5月「海軍五十年史」を出版した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤市郎」の解説

佐藤市郎(2) さとう-いちろう

1889-1958 大正-昭和時代前期の軍人
明治22年8月28日生まれ。岸信介,佐藤栄作の長兄。フランス駐在,ジュネーブ軍縮会議随員をへて,昭和4年国際連盟海軍代表。呉(くれ)鎮守府参謀長,海軍大学校教頭などを歴任。13年海軍中将,旅順要港部司令官。昭和33年4月12日死去。68歳。山口県出身。海軍大学校卒。著作に「海軍五十年史」。

佐藤市郎(1) さとう-いちろう

1828-1868 幕末武士
文政11年生まれ。武蔵(むさし)忍(おし)藩(埼玉県)藩士。大坪流馬術の師範をつとめる。戊辰(ぼしん)戦争では新政府軍にしたがい,慶応4年4月22日下野(しもつけ)(栃木県)六道ケ原の戦い戦死。41歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「佐藤市郎」の解説

佐藤 市郎 (さとう いちろう)

生年月日:1889年8月28日
大正時代;昭和時代の海軍軍人。中将
1958年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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