何しゃく(読み)かしゃく(英語表記)He Zhuo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「何しゃく」の意味・わかりやすい解説

何しゃく
かしゃく
He Zhuo

[生]順治18(1661)
[没]康煕61(1722)
中国,清の学者,文学者。江蘇省長州県の人。字,き瞻 (きせん) ,茶山。義門先生と呼ばれた。康煕 41 (1702) 年,李光地の推薦で任官し,翰林庶吉士などをつとめた。のち中傷されて下獄し,やがて釈放されたが,官吏身分を失い,書局で経書,史書校定に従事した。蔵書家として著名で,書誌学に詳しく,また詩文の作や評論にもすぐれている。著作『義門先生集』『義門読書記』。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android