何首烏芋(読み)カシュウイモ

デジタル大辞泉 「何首烏芋」の意味・読み・例文・類語

かしゅう‐いも【何首×烏芋】

ヤマノイモ科蔓性つるせい多年草塊根暗褐色球形で、ひげ根がある。葉は心臓形。夏から秋、葉のわきに白い小花やむかごをつける。中国原産で、日本には雄株はない。塊根とむかごは食用 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「何首烏芋」の意味・読み・例文・類語

かしゅう‐いも【何首烏芋】

  1. 〘 名詞 〙 ヤマノイモ科のつる性多年草。中国から渡来したといわれる。塊茎は暗褐色の球形で全面に粗くて硬いひげ根を出す。葉は心臓形で長柄を持ち互生。夏から秋にかけ、葉腋(ようえき)に白色花穂と、径約二センチメートルのムカゴをつける。塊茎とムカゴは食用になるが、味がよくないので栽培はまれである。かしゅう。かしゅいも。けいも。べんけいいも。なりいも。ぜんぶ。《 季語・秋 》 〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「何首烏芋」の解説

何首烏芋 (カシュウイモ)

学名Dioscorea bulbifera f.domestica
植物。ヤマノイモ科のつる性多年草

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