供具(読み)クグ

デジタル大辞泉 「供具」の意味・読み・例文・類語

く‐ぐ【供具】

神仏に供えるもの。供物くもつ。また、供物を供える器具

きょう‐ぐ【供具】

神仏や来客などに飲食を供すること。また、その器具。くぐ。

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精選版 日本国語大辞典 「供具」の意味・読み・例文・類語

く‐ぐ【供具】

  1. 〘 名詞 〙 神仏への、そなえもの。供物。また、そなえ物をのせる道具
    1. [初出の実例]「供具有師子座香炉、天子座、〈略〉蓋繖之類」(出典続日本紀‐天平勝宝八年(756)五月壬申)
    2. 「調伏の壇をたて、幣帛、くぐをそなへたり」(出典:曾我物語(南北朝頃)二)

きょう‐ぐ【供具】

  1. 〘 名詞 〙 神仏または賓客飲食物などを供すること。また、その器具。そなえもの。くぐ。
    1. [初出の実例]「供具は家衡卿のもとにつたはりたりけるを」(出典:古今著聞集(1254)五)
    2. [その他の文献]〔史記‐封禅書〕

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普及版 字通 「供具」の読み・字形・画数・意味

【供具】きようぐ

宴席などの用具。〔史記、平準書〕封禪の事を議す。~馳に當るの縣は、縣ごとに官を治め、供を設け、みて以て幸を待つ。

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