供花会(読み)クゲエ

デジタル大辞泉 「供花会」の意味・読み・例文・類語

くげ‐え〔‐ヱ〕【供花会】

仏に花をささげる儀式。京都六波羅蜜寺で3月に行われた法華八講を結縁供花と称したのに始まり、5月9月に京都六条長講堂で行われた法会などが著名

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精選版 日本国語大辞典 「供花会」の意味・読み・例文・類語

くげ‐え‥ヱ【供花会・供華会】

  1. 〘 名詞 〙 仏に生花を供養する法会。京都六波羅蜜寺で、毎年三月、法華八講を催し、これを結縁供花会と称したのが始まりとされ、長講堂供花会など著名。百日千日不断新花を献じて功徳をつむ仏事となった。くげ。
    1. [初出の実例]「暮春三月、百花争開、別修四日八講、号結縁供花会」(出典本朝文粋(1060頃)一〇・一称南無仏序〈慶滋保胤〉)

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