俗学(読み)ゾクガク

デジタル大辞泉 「俗学」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐がく【俗学】

世間に行われている、程度の低い学問。通俗的な学問。「俗学の徒」

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精選版 日本国語大辞典 「俗学」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐がく【俗学】

  1. 〘 名詞 〙 俗世間に行なわれる、浅薄で程度の低い学問。通俗的な学問。また、そういう学問を行なう学者
    1. [初出の実例]「世俗の学をもて性を治め、俗学をもて自然の理に復んとし」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)五)
    2. 「今時はやる俗学(ゾクガク)書物をよみてよまぬなり」(出典翁問答(1650)下)
    3. [その他の文献]〔荘子‐繕性〕

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普及版 字通 「俗学」の読み・字形・画数・意味

【俗学】ぞくがく

世俗な学。〔荘子繕性〕性を俗學に繕(をさ)めて、以て其の初めに復(かへ)らんことを求め、欲を俗思に滑(みだ)して、以て其のを致さんことを求む、之れを(へいもう)(道理にくらい)の民と謂ふ。

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