俗縁(読み)ゾクエン

デジタル大辞泉 「俗縁」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐えん【俗縁】

世俗での縁故。特に、僧尼が出家する以前の親類縁者。「俗縁を絶つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俗縁」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐えん【俗縁】

〘名〙 俗世間生活をしているうえの、人間同士の関係俗人としてのかかわりあい。世俗の縁故。
空華集(1359‐68頃)三・答泰山安首座「閉戸元非俗縁、老来只是愛横眠
浄瑠璃心中宵庚申(1722)道行死後のからだの置所もぞくゑんを離れ」 〔続高僧伝‐二九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「俗縁」の読み・字形・画数・意味

【俗縁】ぞくえん

世俗の縁。

字通「俗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android