俳句革新運動

山川 日本史小辞典 改訂新版 「俳句革新運動」の解説

俳句革新運動
はいくかくしんうんどう

1889年(明治22)頃から始まった文芸革新運動。感性よりも知識を重視し,陳腐な修辞を志向する旧派俳諧に対し,92年には正岡子規(しき)が新聞「日本」に「獺祭書屋俳話(だっさいしょおくはいわ)」を連載して,旧派の作法指南書の俳句観を批判。洋画家中村不折(ふせつ)から写生の方法の示唆を得た子規は旧派を「月並(つきなみ)」とよぶ一方,俳諧に対する俳句の名称を定着させた。子規門下の河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)らによって継承された。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む