獺祭書屋俳話(読み)だっさいしょおくはいわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「獺祭書屋俳話」の意味・わかりやすい解説

獺祭書屋俳話
だっさいしょおくはいわ

正岡子規の俳句論。 1892年発表。「俳諧といふ名称」以下 29項より成る。子規俳句革新運動端緒となった俳論だが,蕉門の俳人論,旧派宗匠の俳諧作法批判などが中心で,革新への方向はまだ明確化していない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android