俳諧中庸姿(読み)はいかいつねのすがた

改訂新版 世界大百科事典 「俳諧中庸姿」の意味・わかりやすい解説

俳諧中庸姿 (はいかいつねのすがた)

俳諧の連句集。高政(たかまさ)編。1679年(延宝7)刊。〈誹諧惣本寺(そうほんじ)〉を名のる編者自身を含めた一派独吟寄合(よりあい)の百韻・歌仙全11巻を収める。中庸(ちゆうよう)を擬装した〈目にあやし麦藁(むぎわら)一把飛ぶ蛍/次郎ま次郎吉夏草の陰/白い雨軒のかど屋に玉なして〉(高政独吟)などの奇矯異体の俳風が,貞門・談林両派の憎しみを買い,《誹諧破邪顕正》など,全俳壇あげての論争を導くきっかけとなった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む