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鑑定留置 かんていりゅうち

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知恵蔵miniの解説

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関裁判所に請求し、認められた場合に、期限を定めて留置される。

(2013-10-4)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

鑑定留置

刑事訴訟法に基づく手続きで、検察官が請求して裁判所が認める場合と、裁判所の職権による場合がある。鑑定では、成育歴や生活状況のほか、犯行の動機が了解できるかや計画性、違法性の認識などについて調べられ、その結果は捜査や裁判で刑事責任能力を判断する材料となる。勾留期間中に半日から1日で行われる「簡易鑑定」とは区別される。

(2016-10-01 朝日新聞 朝刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

かんてい‐りゅうち〔‐リウチ〕【鑑定留置】

被疑者被告人の心神・身体について鑑定が必要な場合に、期間を定めて被疑者・被告人を病院等の施設に留置すること。刑事訴訟法の規定に基づいて、裁判所がその職権または検察官の請求に基づいて行う処分。

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大辞林 第三版の解説

かんていりゅうち【鑑定留置】

被告人の心神または身体に関する鑑定のために、病院その他一定の場所に留置すること。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鑑定留置
かんていりゅうち

被告人または被疑者の心神(責任能力など)や身体に関する鑑定をさせるにあたって、必要がある場合に、裁判所が、期間を定めて被告人または被疑者を病院その他の場所に留置すること(刑事訴訟法167条、刑事訴訟規則130条の2~130条の5)。捜査機関が鑑定を嘱託する場合にこの処分を必要とするときは、裁判官にこれを請求しなければならない(刑事訴訟法224条)。鑑定留置身体の自由を拘束する処分であるから、鑑定留置状を必要とし(同法167条2項)、保釈を除いて、勾留(こうりゅう)に関する規定が準用される(同法167条5項、刑事訴訟規則131条)。被告人または被疑者がすでに勾留されているときは、鑑定留置状が執行されている間、勾留はその執行を停止されたものとして扱われ、留置期間の満了により勾留のための収監手続をとることとされている(刑事訴訟法167条の2)。[内田一郎・田口守一]

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世界大百科事典内の鑑定留置の言及

【鑑定】より

…当事者に忌避申立権はない。鑑定に必要な場合,鑑定人は,裁判所の発する鑑定留置状,鑑定処分許可状により,被告人を病院等へ留置する(鑑定留置),他人の住居へ立ち入る,墳墓を発掘する等の処分ができる。犯罪捜査遂行のために検察官や警察から鑑定を嘱託された鑑定受託者(刑事訴訟法223条)も,宣誓義務がない点を除き,鑑定人と同様である。…

※「鑑定留置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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