俺等(読み)おんら

精選版 日本国語大辞典 「俺等」の意味・読み・例文・類語

おん‐ら【俺等】

〘代名〙 (「おれ」に接尾語「ら」の付いた「おれら」の変化した語) 自称近世長崎の語。
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)長者経「おんらが在所はの、奥山のててうちの、でんぐりでんぐり栗の木の」

おら‐ら【俺等】

〘代名〙 自称。「おら」の複数単数に用いられることもある。おらっち。
※咄本・初音草噺大鑑(1698)三「おららも方方をみれども、これほど大きな所は御ざらぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「俺等」の意味・読み・例文・類語

おれ‐ら【俺等/等】

[代]一人称人代名詞。「おれ」の複数。また、単数にも用いられる。われら。おれたち。

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